歌のリズム感とは｜ずれる原因（遅れる・走る）・取り方・トレーニング方法
歌うときのリズムの取り方
曲のテンポを合わせることができないリズム音痴の克服する、リズムの取り方を解説します。\n\n
リズム音痴の人に多いのが、曲の拍子が聞き取れないということです。
ほとんどの曲で、拍子はドラムが演奏しています。
曲のメロディだけを意識していると、そのビートを意識することができず、テンポがだんだんずれてしまいます。
まずはよく聴く曲を流してみて、どこにビートがあるかを意識して聴いてみてください。
手を叩いたり、机を軽く叩いたりしながら聴くのもいいでしょう。
そうすることで、自然とビートを聴く意識が芽生えるはずです。
リズム恐怖症でない人のすべてが、ビートを意識して聴いているわけではありませんが、多くの人は、身につけたリズム感で、自然にビートを把握することができるのです。
ビートをしっかり把握している人は、無意識のうちに体のどこかでビートを刻んでいます。
たとえば、カラオケに行ったときの人の歌い方を観察してみてください。
多くの人の体は、曲のビートに合わせて小刻みに動いているはずです。
次に、メトロノームと体を使ってビートを刻む練習をしてみましょう。
先ほどもお伝えしましたが、リズム恐怖症でない人は、無意識にビートに合わせて体を動かしています。
メトロノームを購入するのもいいですが、スマートフォンのメトロノームアプリで十分です。
まず、BPMを60に設定し、ビートに合わせて体を上下に揺らしたり、サイドステップを踏んでみたりしてみましょう。
意識しすぎず、そのリズムに合わせて体を動かせるようになることが目標です。
難しい場合は、「1、2、3、4」と数え、4のところで手拍子をしてください。
BPM60に慣れたら、今度はBPMを少し遅いテンポ、少し速いテンポなどに変えながら、同じようにチャレンジしてみてください。
メトロノームを使っての練習では物足りないという方は、いつも聴いている曲に合わせて体を動かすという方法もあります。
ただし、好きな曲に合わせて体を動かすときは、まず曲のビートを意識するようにしましょう。
ビートを意識していないと、ビートではなくメロディが聞こえてきてしまい、自由に動いてしまいます。
これでは、リズム音痴を克服することはできません。
好きな曲であれば何でも良いのですが、テンポがゆっくりな曲が望ましいです。
アップテンポの曲だと、ビートを刻むのに苦労します。
その曲でビートが取れない場合は、メトロノームに戻り練習しましょう。
アプリによっては、曲のBPMを調べることができるものもあります。
アプリで好きな曲のBPMを調べ、メトロノームを同じBPMにセットして練習します。
そのリズムが取れるようになれば、曲に戻っても比較的スムーズにリズムを取ることができるようになります。
リズムを体に覚えさせることがリズム音痴の克服の近道ですが、常に体を動かしているわけにはいきません。
そこでおすすめなのが、リズムゲームです。
家庭用ゲーム機でも、スマートフォンのゲームアプリでも、さまざまなリズムゲームが販売されています。
スマートフォンでは無料で遊べるものも多いので、ゲーム機をお持ちでない方でも気軽に始められます。
リズムゲームは寝転びながらでも遊べますし、イヤホンさえつければ、移動中などのちょっとした空き時間にも遊べます。
リズム音痴を直すには、できるだけリズムに触れる時間を多くすることが克服への近道となりますので、ぜひ試してみてください。
歌うときにリズムがずれる（遅れる・走る）原因
リズム音痴の原因を知っておくことが大切です。
拍子をよく聴くと、1小節の中に「ドンドンカッ」「ドンドンカッ」という音があり、それが1セットで繰り返されていることに気づきます。
リズム音痴の原因のひとつは、このセットの間の音を意識してしまう人です。
間を意識してしまうため、次の音を間に合わせることができず、テンポが遅れてしまうのです。
また、「ドンドコドンドコ」という音は、いつも同時に鳴るわけではありませんが、この音の余韻に引っ張られて、遅れてしまう人もいます。
一度テンポを逸脱すると、なかなか元のテンポに戻れないため、延々と逸脱を繰り返してしまうのです。
音楽というのは、さまざまな要素で構成されています。
曲の中で多くの楽器が異なる音を奏でていればいるほど、曲は複雑になっていきます。
リズム音痴の人は、すべての音を一度に拾ってしまうので、どれが拍でどれがメロディなのか判断できないことがあります。
その結果、拍子を取ることができず、リズムが狂ってしまうのです。
リズム感が発達している人は、無意識のうちにどれがビートでどれがメロディーなのかを聞き分けることができ、ビートのリズムを聴きながら他の音も聴くことができるのです。
ずっと同じテンポの曲もありますが、テンポの変化がある曲もあります。
曲には「Aメロ」「Bメロ」「サビ」があり、これらの部分によってテンポが変わるものがあります。
これらのパートによってテンポが変わる曲もありますし、拍子や小節で間隔を変える曲も多くあります。
このサイクルをしっかり把握していないと、テンポが変わったときに速かったり遅かったりすることになります。
リズム音痴を克服するのにかかる時間は、どれだけ意識的にリズムに触れているかで変わってきます。
たまにしかリズム練習をしない人と、日常的にリズム練習をしている人とでは、スピードが変わってきます。
とにかく継続的にリズム練習を続けることが大切です。
まずは1ヶ月間60BPMの練習をする、次の1ヶ月で1曲練習する、など自分で目標を設定してみましょう。
早ければ数ヶ月でリズムが体に染み付いてきます。
音楽を聴くときは、いつもより意識して拍子に耳を傾けてみてください。
リズム音痴は意識的にリズムに触れることで直ります。
リズム音痴は音程の問題ではないので、リズムを上手に取れるようになれば克服できます。
地道な練習ですが、頑張ってビートを聞いて体を動かしてみてください。
体を動かせない場合は、リズムゲームがおすすめです。
スマートフォンにいくつかアプリをダウンロードして、空いた時間に練習してみてください。
リズム音痴を早く克服できるように、できるだけ多くの音楽に触れてみてくださいね。
歌のリズム感の鍛え方
歌のリズム感を鍛える方法はいくつかあります。
以下にいくつかの方法を紹介します。
- メトロノームを使う: メトロノームを使って、リズム感を鍛えることができます。
最初はゆっくりしたテンポから始め、徐々に速くしていくことで、自分のリズム感を向上させることができます。
- カラオケを使う: カラオケには、リズム感を鍛えるための機能があります。
カラオケのリズムに合わせて歌うことで、リズム感を身につけることができます。
- ドラムやリズムマシンを使う: ドラムやリズムマシンを使って、リズムに合わせて歌うことで、リズム感を鍛えることができます。
自分で演奏することで、よりリズム感を磨くことができます。
- リズムの練習をする: リズム感を鍛えるためには、リズムの練習をすることが大切です。
リズムを打ち鳴らす、手拍子をする、口笛を吹くなど、自分でリズムを作って練習することで、リズム感を向上させることができます。
- ダンスをする: 歌とダンスは密接に関連しています。
ダンスをすることで、リズム感を鍛えることができます。
自分でダンスを考えることで、リズム感を身につけることができます。
これらの方法を組み合わせて、自分のリズム感を鍛えることができます。
継続して練習することが大切です。
。
。
。